神田川で泳ぐ魚たち

コイ  いくらきれいになったとはいえ、コンクリートで覆われた神田川。ひいき目にみても、ここで自然と触れあう、なんてことは無理かも知れません。それでも、魚の姿はいたる所で目にするようになりました。と、いっても目にすることができるのは、コイです。 かつての神田川は、ボウフラも湧かないほど汚れきっていました。水質改善に東京都と流域自治体、そして都民が真剣に取り組みだし、とりあえずボウフラが帰ってきました。ボウフラが帰ってくれば、当然ユスリカが大発生します。これに頭を悩ました結果、コイを放流することになったわけです
 コイは河川の水質基準の判断には向かない魚だと言われます。わかりやすく言えば、結構どこでも棲んじゃうんです。でも、放流したコイがその数を増やし、ボウフラを食べてユスリカの発生も減りました。コイは神田川を代表する魚になりました。 カメ 現在、神田川で生息が確認されている魚は20種類。この中にはアユも含まれます。面影橋近くで投網にアユがかかったのは、ちょっとしたニュースになりました。アユに関しては別のページで触れてます
 コイ以外の魚は、ブラックバス、ブルーギルなど大型の放流魚を除けば、比較的小さい魚です。オイカワ、タモロコ、タナゴ、トウヨシノボリ、ドジョウなどがいますが、小さな魚はあまり人の目には触れません。つまり、いなくなっても気づくのが遅れます。人の目に触れないこうした小型の魚こそ守るべきなのです。魚だけではなく、写真のカメに代表される水生生物の姿も数多く見られます

神田川で生息が確認されている魚類(新宿区の資料を基に作成)
井の頭公園 井の頭池水門
〜蔵下橋
蔵下橋
〜末広橋
末広橋
〜瀧澤橋

瀧澤橋
〜江戸川橋
江戸川橋
〜柳橋
モツゴ
コイ
キンギョ
ゲンゴロウブナ
ギンブナ
ナマズ
オオクチバス
ブルーギル
トウヨシノボリ
ウキゴリ
カワムツ
オイカワ
タモロコ
モツゴ
コイ
ギンブナ
キンギョ
ゲンゴロウブナ
ギンブナ
タナゴ
ドジョウ
ナマズ
トウヨシノボリ
ソウギョ
カワムツ
オイカワ
タモロコ
モツゴ
コイ
キンギョ
ギンブナ
タイリクバラタナゴ
ドジョウ
トウヨシノボリ
オイカワ
モツゴ
コイ
ドジョウ
アユ
オイカワ
ウグイ
タモロコ
モツゴ
コイ
ドジョウ
ボラ
カムルチー
マハゼ
コノシロ
コイ
ギンブナ
マハゼ
ボラ